FE 16-35mm F2.8 GM
スペック
1635gm | |
最大径x長さ | 88.5 x 121.6 |
重さ | 680 |
最大撮影倍率 | 0.19 |
最短撮影距離 | 0.28 |
絞り羽根 | 11 |
フィルター径 | 82 |
レンズ構成 | 13群16枚 |
特殊レンズ | XA2,非球面3,ED2 |
コーティング | ナノAR |
http://gophoto.work/sony広角ズーム比較
SEL1635GMについて
SEL2470GMが発表されたときに1635もGMとして出るはずだとずっと言われ続けて、SEL2470GMから遅れること1年、2017年4月発表されました。しかもSEL1224Gと同時に。
広角ズーム二本同時発表なんて前代未聞ではないでしょうか?
購入理由
SEL1635ZはF4と暗いので、室内撮影では使いにくいことがネックでした。
SEL1224Gはつかったことはありませんが、シグマの8-16mm(APSC)というレンズを使っていました。なので、画角は分かっていたので、広すぎてあまりつかいどころが無いと感じていました、また広角はNDつかうことが多いのでフィルターも簡単に使えないこともネックです。
SAL1635Zは寄れるので、手放したことを後悔していますが、同じ画角同じF値、そして若干大きいので、GMを買えば出番はほとんどないので仕方がないかなと思っています。
作例
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/8, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/11, 1/30 sec, ISO320)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/8, 1/800 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/10, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/16, 5 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (20mm, f/11, 1/160 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (31mm, f/4, 1/250 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/11, 1/60 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/11, 1/50 sec, ISO100)
ボケ
SONY ILCE-7RM3 (35mm, f/2.8, 1/800 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO100)
感想
デザイン
SEL2470GMと似たサイズ感で見た目も同じで、間違えて装着してしまいそうです。
GMは鏡筒がアルミ削りだしではないので、冬場は鏡筒の冷たさが多少緩和されると思います。
SEL1635Zと比べて体感的な重さ大きさは結構あります。
画質
流石にワイ端16mmはごくわずかですが流れます。
逆光はフレアが思ったよりも出ます。でも逆光耐性は強いほうではないでしょうか。
解像度はバキバキに高く、でもやはり嫌な硬さではありません、柔らかさを感じます。
広角ズームと思えないほどにボケもかなりきれいです。
センサー性能も素晴らしいのですが、レンズ側のコントラストもとてもいいのではないでしょうか。暗部や、アンダー露出でも余裕を感じます。
総評
周辺の流れはSEL1635Zよりもかなり改善されているのではないでしょうか。
風景でもこの周辺画質は嬉しいですが、人を撮ったときに人を端に寄せられるのは嬉しいです(まだ人物は撮っていません)。
とても気にいっていて、3年使った1635Zのショット数を1年で凌駕しています。
このレンズのおかげで以前よりも超広角が好きになったのではないかと思っています。
広角ズームスペック比較の記事でも書きましたが、SONYの広角ズームは四者四様です。
SEL1635Zのコンパクトさは大きな武器です。
もっと広角をという方にはSEL1224Gの12mmは大きな武器です。
もっと寄りたい方にはSAL1635Zもいいと思います。
Eマウントの広角ズームはどのレンズもきっちりキャラが立っているので、自分のスタイルにあったレンズを選べばどれも後悔しないのではないでしょうか。
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