デジタル一眼入門
知っておくべきカメラの種類と基礎知識
1,一眼レフとミラーレスカメラ
デジタル一眼には一眼レフとミラーレスカメラがあります。
一眼レフは光学ファインダーで、ミラーレスは電子ファインダーになります。
一眼レフは撮影前にファインダーでできる事は構図(写る範囲)の確認になります。
ミラーレスは構図の確認と明るさや、色合いの確認ができます。
ミラーレス(EVF)は表示遅延があるため、本格動体撮影に向かない機種が多いです。
こども撮影など普通の用途の動体撮影ではほとんど影響はありません。
2017年現在ミラーレスと一眼レフの転換期でこれからはミラーレスが主流になるというのが、大方の予想になっています。
一眼レフとミラーレスの詳しい解説はこちら
[blogcard url=”http://gophoto.work/ミラーレスvs一眼レフ・2017%E3%80%80ミラーレスと一眼レフ”]
2,センサーサイズの違い
センサーサイズが違います。
センサーサイズの種類として、m4/3、APS‐C、フルサイズ、中判があります。
センサーサイズはm4/3→APS-C→フルサイズ→中判の順に大きくなります。
センサーサイズの具体的な大きさに関しはこちらからご確認ください。センサーサイズの比較(アンタレスのデジカメ部屋さん)
[blogcard url=”http://www.antaresdigicame.org/photo_gallery/camera/camera87.html”]
センサーサイズはそのまま画質の違いになります。
センサーサイズが大きければ大きいほど画質はよくなります。
そのかわり、センサーサイズが大きくなるとカメラもレンズも大きくなり高価になります。
3,レンズマウント
マウントとはレンズの接続部の事です。各メーカー独自の接続部になっています。
基本的には同じメーカーのレンズを同じメーカのカメラにしかつけられません。
PanasonicとOLYMPUSは共同でm4/3マウントを採用しているので、どちらのレンズ、カメラも使えます。
4,レンズのズーム倍率のようなものは焦点距離で表す
デジカメはよく何倍ズームといいますが、それを焦点距離であらわします。
数字が小さいものほど広角で、大きいものは望遠になります。
焦点距離は換算画角として運用します。どういうことかというと
m4/3の14mmの画角は28mmになります。焦点距離を2倍にします。
APS‐Cの18mmの画角は約28mmになります。焦点距離を1.5倍にします。
フルサイズの28mmの画角は28mmになります。焦点距離がそのまま画角です。
なのでカメラに付属されているズームレンズはどのカメラも同じく換算画角28mmから始まる事になります(例外として換算画角24mmもある)。
一般的に10〜24mmを超広角,24〜35を広角、40〜55mmを標準,55〜135を中望遠、135〜500mmを望遠、500mm以上を超望遠と呼びます。
5,ズームレンズと単焦点レンズ
ズームレンズはズームできるレンズで、単焦点レンズはズームできないレンズです。
単焦点レンズのメリットは、画質がよく、小さく軽い、デメリットはズームできないので不便ということになります。
知っておくべき事まとめ
1,一眼レフとミラーレスがあり、ほとんどの人に対してはミラーレスがおすすめになります。
2,センサーサイズはm4/3→APS-C→フルサイズ→中判の順で大きくなり、センサーサイズの大きさと画質の良さと価格の三点は正比例します。
3,基本的に同じメーカー同士のカメラとレンズしか使えません。
4,デジタル一眼のレンズは焦点距離で表現されている。
5,ズームレンズは便利、単焦点は不便だが高画質でサイズが小さい。
おすすめカメラ5万円以下
この価格帯のCanonEOS‐Mシリーズはおすすめできません。
5万円以下だとWズームズーム(標準ズーム+望遠ズーム二本セット)キットは買えません。
標準ズームキットになります。
モデルチェンジ時期に在庫処分でWズームキットを買えることがあるかもしれません、狙って買えるものではないと思います。
5万円以下標準ズームキットのおすすめ
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店頭で交渉+キャンペーンのキャッシュバックで5万円以下で買えると思います。
ファインダーはありませんが、4Dフォーカスと呼ばれる高速AFと、コンパクトさがこの機種の売りになります。
おすすめカメラ5万円〜10万円
この価格帯になるとかなり選択肢が増えます
1位SONYα6000
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Wズームキットで店頭交渉7万円前後、キャッシュバックがほとんどの時期になるので、6万円前後で買えると思います。
APSCセンサー搭載ミラーレスカメラです。
画質性能サイズののバランスがダントツで一番いいと思います。
α6000の魅力
m4/3カメラ
1,APSCカメラなのに285g
一つ小さいセンサーのm4/3並の大きさです
2,画質もいい
画質に関してはこちらをご参照ください
3,オートフォーカスもクラス超えた速さと正確さ
4,ファインダーがあるので、眩しい太陽光下でも撮りやすい
もともと中級機として発売されましたが、何度かの価格改定によってエントリークラスの価格になっています。もともと中級機なので、AFなど画質以外の部分でもクラスを超えた性能だと思います。
詳細レビューの記事もご覧ください。
[blogcard url=”http://wp.me/p8S1hD-Ce”]
2位CanonEOS M5
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シェアナンバーワンのCanonです。
シェアナンバーワンであることが一番の魅力です。
3位OLYMPUS OM‐D E-M10mk3
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m4/3カメラ
2017年9月15日に発売されたばかりです。
mk2が型落ちで残っていたらお買い得かもしれません。
4位OLYMPUS E-PL8
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m4/3カメラ
女性向けカメラとして一世風靡したカメラの最新機種です。
コンパクトさが売りです。
5位中古フルサイズカメラ
2007年モデルのCanon5Dmk2
古いモデルですが、完成度の高いカメラで今もじゅうぶんな性能だと思います。Canonの黄金期を代表するカメラです。
2013年モデルのSONYα7
現行機種のα7Ⅱと同じ画質です、ボディ内手ブレ補正がありませんが、レンズに手ぶれ補正があるので、じゅうぶんではないかと思います。
この2機種は7万円前後で買えます。
中古はその機体で当たりハズレが大きいので、初心者の方にはハードルが高いかもしれませんが、カメラのキタムラなど、カメラ専門店で保証付きで購入するのも良い選択肢ではないかと思います。
おすすめ10万円以上カメラ
10万円以上出すならフルサイズカメラがいいと思います。
比較的安いカメラとして
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この2機種が特におすすめになります。
二機種ともSONY製フルサイズセンサーなので、画質画質は二機種とも同じです。
フルサイズカメラはどれを買ってもそこまで後悔することはないのではないかと思います。
シビアな動体撮影用おすすめカメラ
超望遠レンズが必要な撮影をしたい方は予算20万円以上必要になります。
ニコンD500、Canon7Dmk2が理想です。
一段落とすとニコンD7500、Canon80Dになります。
これらのボディにレンズを別途購入しなければいけません。
その他
おすすめ旅カメラ
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