Arca-Swiss Monoball P0 Hybrid with Classic Quick Release
P0 HYBRIDについて
上部がギア雲台
下部が自由雲台
なのでハイブリッドという名称になっています。
自由雲台のメリットは構図合わせの素早さ、しかしデメリットとして正確性に欠けます。
下部の自由雲台でスピーディーに構図を合わせあとに、上部のギア雲台で構図を追い込みます。
SUNWAYFOTOのGH-PROというギア雲台を使っていて、全く不満はありませんでしたが、P0HYBRIDに一目惚れして、購入しました。
控えめに言って、最高です。
個人輸入で11万円と高価でしたが、価格なりの価値を感じています。
かと言って、SUWAYFOTOのGH-PROが悪いわけでなく、P0HYBRIDが良すぎるだけです。
ギア雲台について
ギア雲台はもっとも緻密にすばやく、構図を整えれるシステムではないかと思います。
ロックという概念がなく、ギアノブをちょっと動かすだけで、ミリ単位でほんとに細かく構図を調整できます。
https://gophoto.work/sunwayfoto-ギア雲台%E3%80%80gh-pro
仕様
ベースマウント | 3/8″-16 |
耐荷重 | 44 lb / 20 kg |
寸法 | 100x85x125mm |
重さ | 620g |
付属クランプが3タイプあります。
・クイック(ノブ)
・フリップロック(レバー)
・FIXタイプ(アルカスイス互換ではない)
クランプの交換は自作パーツが必要で、かなり難しいようです。
外観
SONY ILCE-7RM3 (98mm, f/11, 2 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (98mm, f/11, 3.2 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (165mm, f/11, 6 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (98mm, f/11, 6 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (199mm, f/11, 6 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (211mm, f/11, 6 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (98mm, f/11, 6 sec, ISO100)
操作について
SONY ILCE-7RM3 (98mm, f/11, 3.2 sec, ISO100)
見た目はarca-swissP0の上にギア雲台を乗せただけのような感じです。実際そうだと思います。
SONY ILCE-7RM3 (98mm, f/11, 3.2 sec, ISO100)
ギアは縦横10度ずつの傾きです。
下部の自由雲台は90度動くので、縦構図もできます。
HAKUさんが操作系の動画をあげてくださっています。
感想
二週間使用しましたが、
快適すぎて、他の雲台を使えないような感じです。
ギアの動きはSUNWAYFOTOのGH-PROよりも軽いので、さらに操作性は上です。
自由雲台部も操作しやすく、どうも自分はノブ式の自由雲台は合っていないようで、指でなく手で扱えるロックリングがとても扱いやすいです。
ロックリングを半回転で適度にボールが動きます。
ギア雲台は物撮りでも威力を発揮しますが、風景でもとても有用です。
三脚をたてて、構図を決めて、でも少し三脚を動かしたい、動かすとまた、自由雲台の設定し直しですが、ギアを少しさわるだけですみます。
ギア雲台を使ってみるとカメラ内臓の電子水準器のいい加減さを実感します。
カメラ内蔵電子水準器はギアで三回転分くらいの幅があります。
操作が快適で撮影がますます撮影が楽しくなる雲台です。
三脚嫌いの方に是非使っていただきたいです。
国内購入は楽天ヤマダ電機がポイントが大きいのでお得だと思います。
ノブ式のクランプはギアのノブと間違えやすい(実際に何度か間違えました)ので、レバー式の方がいいと思います。
今回は購入前にHAKUさんのブログを参考にさせていただきました。HAKUさんありがとうございました。
[blogcard url=”https://arcarrsgitzo.com/arca-swis-p0-hybrid/”]
惚れ込みすぎで、HYBRIDではないP0も欲しいなと思っています。
追記
購入して二ヶ月になりましたが、きっと今年買ってよかったもの1位は確定的だと思います。
それほど使い勝手がいいものです。
作例
SONY ILCE-7RM3 (18mm, f/18, 20 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (154mm, f/11, 5 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM3 (125mm, f/11, 5 sec, ISO100)
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