フィルターについて
フィルター形状でわけると以下の4種類があると思います。
最も流通しているのは円形フィルターです。
最も撮影の幅が広がるのは角型フィルターです。
角型フィルター | 前玉 |
円形フィルター | 前玉 |
リアフィルター | 後玉 |
センサーフィルター | センサー前 |
今回1224GMを購入することで、円形フィルターが使えないのでセンサーフィルターを購入しました。
角型フィルターは1224GM対応のものがあまりないのと、150mmタイプなのでかなり高額になるので、一旦スルーです。
センサーフィルターとは
センサーフィルターとは名前の通り、センサー前に設置するフィルターです。
フィルター装着←→非装着
1枚1枚記名ケースにはいっていました。
SONY ILCE-7RM4 (93mm, f/16, 1/80 sec, ISO100)
フィルター裏には記名がありますが、表に書いてほしいところです。
SONY ILCE-7RM4 (105mm, f/16, 1/80 sec, ISO100)
取り付け方
動画ではマグネットを使っていますが、実際は手でやったほうが楽です。
難しい作業ではなく、不器用な自分でもできます。
センサーフィルターのメリットとデメリット
どのレンズでも使えるのでコストを抑えられる。 |
レンズ交換時にフィルター付け替えの手間が省ける。 |
脱着の時にホコリや油脂汚れが気になる。 |
C-PLが無いので、それは別で必要 |
フィルターの種類を変える時に付け替えの手間が大きい。 |
STCのフィルターの性能
嫌な色かぶりはなく、簡単に補正できます
フィルター無し
色温度5250色かぶり補正+13
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1/500 sec, ISO100)
補正後
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1/500 sec, ISO100)
ND8
色温度5250色かぶり補正+13
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1/80 sec, ISO100)
補正後
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1/80 sec, ISO100)
ND64
色温度5250色かぶり補正+13
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1/10 sec, ISO100)
補正後
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1/10 sec, ISO100)
ND1000
色温度5250色かぶり補正+13
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1 sec, ISO100)
補正後
SONY ILCE-7RM4 (24mm, f/6.3, 1 sec, ISO100)
解像度比較
←非装着、ND8→
←非装着、ND64→
←非装着、ND1000→
←ND64、ND1000→
感想
もともと円形フィルターが使えない、1224GMのために購入しましたが、
35F14GMや50F14Zのような明るいレンズの開放付近を使いたいたときに、レンズ交換時にフィルター交換をしなくていいので、重宝します。(レンズごとにNDフィルター用意するのも手です。)
問題はやはり、あまり外では積極的に交換したくないということでしょうか。取り扱いは結構気を使います。
カメラの機種ごとにフィルターが出ているので、新しいカメラに買い換えると使えなくなる可能性もあることもネックです。
NDだけでなく、センサー保護用のプロテクトフィルターもあります。
コメント
コメント一覧 (2件)
参考になりました。ありがとうございます。
ND1000購入を検討していますが、かなりの色かぶりですね。補正はすぐできそうですが。。。
解像度の低下はそこまでなさそうですね。YouTubeで左端か、右端かで低下に差があったという方がいらっしゃいましたが、何かお気づきになられましたでしょうか。
フィルターが悪いというよりも、フィルターの位置は決してベストではないと思います。逆光は全然だめですね。