SAL70300G長期使用レビュー Eマウントでもおすすめです。

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スペック

最大径x長さ 82.5×135.5 mm
重量 760G
フィルター径 62mm
最大撮影倍率 0.25 倍
最短撮影距離 1.2m
レンズ構成 11群16枚
開放F値 F4.5-5.6
発売日 2008年 3月28日
メーカー希望小売価格 ¥105,000

 

SAL70300Gについて

自分がこのレンズを購入したのは2010年10月です。

当時カメラはNEX5とα55を使用していました。

この70300Gは最近流行りの言葉で言うとゲームチェンジャーです。

自分は2010年以前の事は直接は知りませんが、

それまでのソニーミノルタに限らず、望遠ズームというと、もの凄く高いか、ものすごく安いかだったそうです。

よくレンズは松竹梅に例えられますが、松と梅しかないそういう時代に初めての竹レンズとして発売されたようです。

金額で言うと10万円前後が竹クラスになるのでしょうか。

このSAL70300Gが引き金になって、Canonの70300Lや、タムロンの70300が発売されたようです。(当時タムロン70300も7万円くらいした気がします。)

 

購入の経緯

2010年8月に初めてNEX5を購入して写真に興味を持ち始めたので、2010年10月だとほんとの超初心者ですね。

右も左もわからずにネットを見ていたところ、αユーザー必携レンズというような評判でした。ソニーを代表する銘玉であると(現在だとSEL55F18Zがそういう感じでしょうか)。

その評判だけで購入しました。

実はこのレンズが所有レンズの中で一番付き合いの古いレンズです。85planarは2010年12月なので、似たようなものですが。

また撮影枚数もこのレンズが一番多いようです。

 

作例

購入初日の写真です。

この頃は虫や鳥を撮ってみたい時期でした。

SONY SLT-A55V (300mm, f/6.3, 1/500 sec, ISO125)

 

 

SONY SLT-A55V (300mm, f/10, 1/400 sec, ISO1600)

 

 

SONY SLT-A55V (300mm, f/11, 1/500 sec, ISO1000)

 

 

虎とイヌワシはきっと二度と撮れないかなと思っています。

SONY SLT-A55V (300mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO800)

 

SONY SLT-A55V (300mm, f/6.3, 1/250 sec, ISO1600)

 

SONY SLT-A55V (300mm, f/11, 1/500 sec, ISO200)

 

SONY SLT-A55V (70mm, f/11, 1/320 sec, ISO100)

 

 

SONY SLT-A99V (210mm, f/9, 1/640 sec, ISO100)

 

 

 

 

SONY ILCA-99M2 (70mm, f/11, 1/80 sec, ISO160)

 

 

SONY ILCA-99M2 (150mm, f/11, 1/160 sec, ISO320)

 

 

SONY ILCA-99M2 (70mm, f/11, 1/80 sec, ISO100)

 

 

SONY ILCA-99M2 (70mm, f/8, 1/400 sec, ISO100)

 

 

SONY ILCA-99M2 (300mm, f/9, 1/250 sec, ISO6400)

 

 

SONY ILCA-99M2 (70mm, f/9, 1/80 sec, ISO800)

 

 

感想

画質

望遠ズームの遠景は評価が難しいです。

なぜかというと手部もしやすいですし、何よりも大気の影響を大きく受けるからです。一番最後の雪と紅葉の写真はガスと雨の影響が大きく、全然解像していません。

空気の澄んだ状態じゃないと遠景の望遠風景は撮りにくいので、画質の評価が難しいのですが、

10年前のズームレンズなので、42mpセンサーではパワー不足を少し感じています。

でも、作例の下のほうの紅葉のように条件が整えばじゅうぶんヌケのいい写真がとれているんですよね。

ボケは非球面を使っていない事もあり、ソニーらしいきれいなボケ味です。

 

 

総評

作例には出していませんが、望遠なので、運動会で大活躍してくれていました。

望遠というと、スポーツや鳥など動きもののイメージが強いかもしれませんが、

自分は風景を撮りにいくときは必ず使うわけではありませんが、必ずもっていきます。

また圧縮効果を使いたいときも望遠レンズがあったほうがいいです。

最近話しを聞いていると動き物主体の方以外には望遠あまり人気がなさそうですが、自分は一本は持っておいた方がいいのでは無いかなと思っています。

 

現在このレンズは廃盤で、レンズ設計はそのままでナノARコーティングのⅡ型が出ています。

望遠は追加購入しようか悩んでいます。

候補はEマウントの70300,70200、70400の四本です。

買い替えはする気はありません、買うとしたら追加購入です。

SAL70300Gはボケもきれいですし、軽さのメリットもあります。

花火の時とか望遠二本同時に使いたかったりします。

このⅠ型は中古市場がかなり安いので、アダプターは必要ですが、SSMレンズなので、LA‐EA3像面位相差AFがいけますし、Eマウントでとりあえず望遠が欲しいという方にはいいのではないかと思います。

もちろんAマウントの方にもおすすめです。

画質にこだわりたい、高額でもいいと方は他のレンズの検討も視野にいれた方がいいかもしれません。

 

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