現在のエプソン写真向けプリンターのラインナップ
A3伸び対応写真向けプリンター
SC-PX1V | SC-PX7VⅡ | EP-50V | EW-M973AT | |
顔料 | 顔料 | 染料 | 染料/顔料 | |
色数 | 9色 | 8色 | 6色 | 6色 |
インク | UltraChrome K3Xインク |
Epson ClearChrome K2インク |
ClearChrome K2 Plus インク | |
L判コスト | 20.8円 | 23.9円 | 14.0円 | 7.6円 |
L判印刷速度 | 44秒 | 36秒 | 34秒 | 19秒 |
両面プリント | X | X | 自動両面プリント | 自動両面プリント |
スキャナー | X | X | ○ | ○ |
外形寸法収納時 | 515×368×185(mm) | 622×324×219(mm) | 476×369x159mm | 523×379×169(mm) |
重量 | 約12.6kg | 約12.3kg | 約8.5kg | 約11.1kg |
交換式廃インクボックス | ○ | X | X | X |
一番高額なので印刷速度が早いのではないかとおもってしまいそうですが、その反対に遅いです。なので高額なものこそより精細にプリントできるということではないでしょうか。
もうひとつ特筆すべきは交換式の廃インクタンクです。これは他社含め今までなかったのではないでしょうか。メンテナンスのしやすが大幅に向上しています。
ファームアップで安定性や描写力が上がったようです。
発売当初エラーや描写など評判が悪かったようですが、2021年3月23日頃のアップデートVer6.76の頃にはかなりよくなったようです。(私は3月30日に購入したので以前のことはわかりません。)
以下Twitter
エプソンSC-PX1V ファームウェアアップデーター来てた🤩プリント前に念のため確認したら結果として良かった良かった😆どんどん良くなるエプソンSC-PX1V 🤣
— ミストさんののんびりカメラ (@MistralSatoshi) March 30, 2021
PX1V絶好調だな。
β版が正式版になった感じする。
ファームウェアだけでここまで改善出来るとは思ってなかった。— 三島利和 (@toshi_mishima) March 26, 2021
なぜ自宅プリントするか
写真にあった紙を選べる
自宅プリントの最大の価値は、
用紙の選択肢の多さ
ではないでしょうか。
この写真はEPSONの超光沢紙で、この写真はピクトリコの絹目で、この写真はイルフォードのマットで
と、その写真に合わせた紙を自由に選ぶことができます。
額装も楽しい
額装は自宅プリントだけのメリットではありませんが、額装も楽しいです。
額やマットによって写真の雰囲気がガラッと変わります。
SONY ILCE-7RM4 (33mm, f/11, 1/160 sec, ISO100)
SONY ILCE-7RM4 (33mm, f/11, 1/160 sec, ISO100)
駆動
最高画質では1枚あたり15分かかります。
感想
使い勝手
SONY ILCE-7RM4 (105mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO3200)
インク残量が大型液晶に表示されます。
インクの位置も改良されているため、交換がとっても簡単になっています。
紙詰まりは今のところしていませんが、内部へのアクセスが優れいてるため、もし紙詰まりしても簡単に対処できそうです。
サイズ
7VⅡよりも大幅に小型化されたため、置き場所も自由度があがりました。
このクラスにしてはとんでもなく、コンパクトだと思いますが、
A3ノビプリンターなので、A4プリンターに比べるとかなり大きいです。
インクコスト
9色セットで2万円強します。
インク交換は年に1,2度ではないかと思いますが、セットで買うと結構な痛手です。
印刷速度
2Lを最高画質でプリントすると8分弱かかります。
色合わせ
どこまでこだわるかによりますが、EPSON PRINT LAYOUTを使うと一発でかなり満足のいくプリントに仕上がっています、
ディスプレイ上の色に満足できる範囲で近い色が出ています。
総評
でてきた写真に感動します。
今までPX7V2とEW-M873Tを試用しましたが、格が違います。もう一度言いましょうでてきた写真に感動します。
EW-873Tは友人知人に写真を配る機会が多い人に向いていると思います。
作品作りにはPX-1Vが適しているのではないかと思います。
EW-M973AT のレビュー記事も書きました。
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