小指問題には悩まされてきました
α7シリーズは小指を300g以下のレンズを使うとグリップの形状はあまり気になりませんが、
レンズが500gを超えてくるとグリップの狭さを感じると思います。
α7R2用から6個のプレートとグリップエクステンションを使いました。
現在はα7R3二台ともRRSのプレートを使っています。
SONY ILCE-6000 (26mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
左奥〜 | 右奥〜 |
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J.B竹プレート |
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握りやすさランキング
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純正はなぜ握りやすいか
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
純正がなぜ握りやすいかというとサイズがジャストだからという理由だけでなく、
上から下に向かって細くなっています。
人間の手は小指が一番短いので、小指で握る部分は細い方が持ちやすいのは自明です。
なので特に1400gクラス以上の望遠レンズを手持ちで使うときには最も適したアイテムだと思います。
以前は1台はRRS、もう一台は純正と使い分けていました。
バッテリーの交換はネジを軽く緩めると、スライドできるので、外さずそのままバッテリー交換ができます。
RRSプレートを使っている理由
純正をつけっぱなしをやめた理由は三脚の使用頻度が増えたからです。
arca対応なら中華でもいいのでないかとなりますが、中華ではだめなのです。
中華プレートではなくRRSの理由
中華
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
RRS
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
SONY ILCE-6000 (70mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
中華はグリップから大きくはみ出していて、RRSはすこーしはみ出しいるのが大きな違いです。
純正の項で書きましたが、小指の太さが大事で、小指部分が太くなっている中華グリップは論外なのです。
RRSは純正に比べると太いですが、許容範囲で、逆に握りやすさだけなら純正が優れています。
三脚も手持ちもストレスなく使いたい、そういう方にRRSはおすすめです。
SONY ILCE-6000 (51mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
RRSのプレートは中華にはない工夫があります。
まずはバッテリーの蓋をプレートに付けられる。
もう一点はストラップ用の支柱がある。
ウッドプレート
純正やRRSの前はメーカー名不明のウッドプレートが一番使っていたと思います。
これはinponよりも小指がさらに太かったですが、軽いという大きなメリットがありました。
木の柔らかさ、ぬくもり、軽さ、見た目
そういうところにメリットがありました。
画像は上が中華で下がJ.Bです。
J.Bは竹ということで、大きく期待していましがが、小指部分が太すぎて、試用だけで使っていません。
10,000円近くしたと思いますが、どういう意図でこれを作ったのか理解できません。
SONY ILCE-6000 (51mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
純正グリップエクステンションの模造品
純正の模造品がいくつかでているみたいですが、
一個購入しました。
SONY ILCE-6000 (38mm, f/11, 1/125 sec, ISO100)
Apple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/17 sec, ISO64)
質感はスカスカのプラスチックで非常に悪いです。
純正に比べると薄っぺらく、重量級レンズとの組み合わせでは小指もう少しあればなと思います。
ただ軽い。
重さが15gしかありません。
どうしても重量を稼ぎたいときに使うつもりです。
プレートの締め付けネジに1/4のメスネジがあいています。
なので、peakdeignのキャプチャーとの併用や、
三脚を使うときだけクイックプレートをとりつけられる利点もあります。
7R4ではメインにつかっています
まとめ
自分はα7シリーズのグリップはネガティブに捉えていません。
反対に用途に合わせてグリップを選べるので、メリットだと思っています。
軽量化したいときは、軽いグリップを
手持ちで望遠を使う時は純正を
三脚の試用頻度が高そうなときはRRSを
選ぶポイント
小指部分の太さ |
レンズの重さと三脚の利用頻度 |
重量 |
特に小指部分の形状を見て、プレートをえらぶといいのではないかと思います。
おすすめランキング
1位 | RRSベースプレート |
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