短気でがさつ
自分は何事においても、短気でがさつです。
ウィニングイレブンではひたすらスルーパスを狙っています。
三脚の脚を伸ばす、雲台で構図を決める。そんなことをしている間に、20も30もシャッターをきれるではないかと考えていました。
α900をつかっていたころは、ボディ内手ぶれ補正があるので、全てのレンズで手ぶれ補正が効くため、となりのNユーザーの友人がブレるブレる言っている横で、さくさく写真を撮っていました。
手持ちで2秒撮るための練習もしていました。
古田敦也は内角打ちが得意らしいですが、内角球は脇をしめるのが基本のようですが、古田はあえて脇を開けて可動域を広くして打つのが自分のこつだと言っていたのを聞いて、カメラの構えに力が入っているほうがブレるかも、わきをあけて、シャッターをきった瞬間手の力を抜く、一瞬空中にカメラがある感覚、そういうアホな練習をするほど手持ちばかりしていました。
三脚雲台歴
2010年
S社の1万円程度の三脚+3way雲台購入
これが三脚を嫌いになった一番の理由です。
レバー式の脚にいらいらしながら、雲台もまともにとめられない。こんなものを使うくらいなら手持ちだと、さきほどの練習をしていました。
どうしても三脚を使いたいときは、地面などにベタ置きで、ライターでレンズの角度調整をしていました。
2012年
円高による個人輸入ブームの流れにのって、arca-swissZ1とGITZOGT2531購入、両方合わせて、8万円程度だったと思います。
購入理由は雲台はアルカスイスかっとけばいいだろう、三脚はGITZOかっとけばいいだろう。それだけの理由でした。2型3段はたまたまセールだったのです。
せっかく購入したのに、この頃の三脚嫌いだった自分にはGITZO二型三段は、持ち運びがめんどすぎる状態でした。
Z1は3型以上に適した雲台で、重心が高く、さらに持ち運びに苦慮し、悪いことがかさなっていました。
自分の身の丈に合わない高額品だったため、使うのがもったいないという気持ちもありました。
2012か2013年
BENRO1型4段トラベラー購入。
価格も安いので、車に積みっぱなしで、多少を三脚をつかうようになりました。
悪い思い出もなければ、良い思い出もありません。結構良かったなという印象です。
不満はバッグのサイドに取り付けた時に、格納高とバッグの高さが合っていなかったため、揺れて、歩きにくかったくらいです。
転換期
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/13, 1/13 sec, ISO100)
2018年
SUNWAYFOTOギア雲台GH−PRO購入
https://gophoto.work/sunwayfoto-ギア雲台%E3%80%80gh-pro
自由雲台は繊細な構図合わせはなかなか難しいと思います。
ロックの方に神経がいって、カメラの支えが弱くなって、微妙に動いてしまうとか
微調整しようと思ったら、大きく動きすぎたとか、
ギア雲台はそれがありません。細かい動作を非常に簡単な操作で正確にこなせます。
ギア雲台を使うことで、ストレスが減って、三脚を使うことがかなり楽しくなりました。
2018年
BENRO1型4段トラベラーをGITZO1型5段に変更
格納高35cmととってもコンパクトな三脚です。バッグにとりつけたときのバランスも非常にとりやすくなりました。
三脚を持ち出すことが格段に増えたおかげで、三脚への抵抗もなくなり、GITZO2型3段の使用率もぐんとあがりました。
2019年
P0 HYBRID購入
RRS TQC-14MK2購入
まとめ
自分が三脚が嫌いな理由は
・雲台がおもったとおりにとまらない。
・三脚の持ち運びがめんどい
この二点でした。
これまではこういう写真が撮りたいからそのために仕方なく三脚を使う感じでしたが、
今は三脚があるから、こういうこともできるのではないだろうかと発想の順序が変わってきた気がします。
三脚だからこそ撮れる写真があります。スローシャッターだけでなく、アイレベルよりも高い構図や、グラウンドレベルの構図も撮りやすくなります。
三脚とチルト液晶によってアイレベルよりも高くすることで、円を強調しています。
SONY ILCE-7RM3 (16mm, f/16, 5 sec, ISO100)
三脚嫌いの解決策1 ギア雲台
三脚嫌いな人ほど、ギア雲台を使ってほしいです。
自分の思う通り構図がビシバシ決まります。
三脚嫌いの解決策2 持ち運びの工夫
三脚の持ち運びがめんどいとか負担に感じていたかたは「バッグと三脚のバランス」をみなおすのがいいと思います。
三脚がバッグの取り付けの時にバッグよりも三脚が低いと、歩く振動での三脚の揺れが減って持ち運びは楽になります。
サイドに取り付けたときは逆サイドにかならずペッドボトルをいれたり、バッグ内の重いものが逆サイトにくるようにしましょう。左右の重量バランスが悪いと歩きにくいです。片側にしかポケットの無いバッグも多いので、両サイドにポケットのあるバッグを選んでください。
サイド収納よりも中央取り付けの方がバランスがとりやすいですが、バッグを置く時に三脚が地面にぶつかるので、注意が必要です。
三脚取り付け位置がサイドのタイプではPeakDesignはおすすめの一つです。
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